
子どもの命を守り育てるという尊い仕事を志している皆さんに心より敬意を表します。私たちはユマニテク短期大学での二年間を人格と専門的技術の両方の基盤を築く時期ととらえ、皆さんが「何のために学ぶか」という目的と「何を身につけるか」という具体的目標を明確にした学生生活を送ることができるように最大限の応援をします。
三重県立高校教諭として35年勤務。2014年4月から産業能率大学経営学部教授。2017年4月から本学副学長。2019年4月より現職。朝明高等学校、飯野高等学校定時制では、主に進路指導を担当し、多くの困難を抱える若者のキャリア教育を研究実践。進路指導では、コーチングスキルを活用し、キャリア形成支援を行う。また、キャリア教育の根幹をなす授業改善に取り組む。アクティブラーニング入門研修。アクティブラーニング型授業を支える対話のスキルとしてのコーチング研修などの啓もうに努める。

社会的養護を必要とする子どもの特性や背景を理解し、社会的養護の具体的内容と方法、保育者の役割、地域や関連機関との連携や家族支援について事例をとおして学びます。
大学院社会福祉学研究科博士前期課程修了。2019年4月よりユマニテク短期大学幼児保育学科准教授、現在は、教授として幼児保育学科学科長に就任。専門は社会的養護。研究テーマは「児童養護施設在籍者の高等教育の進路の保障」として文部科学省科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)挑戦的萌芽研究(JP16K13452)を2016年4月から 2019年3月まで採択。児童養護施設在籍者の進路の希望と実際の進路を比較し、進路希望と現実との乖離に関する研究を、大学進学をした児童養護施設退所者へヒアリング調査を実施し事例研究を行っています。

人間にとっての言葉のもつ意義や役割とその獲得過程を理解するとともに、子どもの表現力や想像力を豊かにするための児童文化財の活用について、実践をとおして学びます。
学位 博士(教育学)。もともと児童文化に関心があったが、大学進学当時、児童文化について専門的に学べる大学は女子大ばかりだったため、やむを得ず教育学の道へ。卒論では絵本史を中心に、修論では児童文化概念の形成史を研究。専門分野は教育学・児童文化学・子ども社会学。主に児童文化の観点から子どもの生活と文化、マスコミとマスメディア、絵本などの児童文化財について研究している。主著・単著として『児童文化学研究序説』『児童文化学ことはじめ』、編著として『よくわかる児童文化』、『ことばと表現力を育む児童文化』のほか、共著に『生活保育の創造』、『児童文学の現代史—日本児童文学学会の四十年』、『いま、子ども社会に何がおこっているか』、『消費社会と子どもの文化』、『叢書 児童文化の歴史Ⅱ 児童文化と学校外教育の戦中戦後』、『希望をつむぎだす幼児教育―生きる力の基礎を培う子どもと大人の関わり―』などがある。学会および社会における主な活動は、日本児童文学学会会員(理事)、日本子ども社会学会会員(評議員・将来構想委員)、絵本学会会員(監事)、子どもの文化研究所所員。

身近な材料や画材を工夫して使い、造形表現の基礎を楽しく学びます。将来、子どもたちへの指導や支援に生かせる方法で、実技をとおして体得していきます。
岐阜大学教育学部美術工芸学科卒業。教育学士・小学校・中学校美術・高等学校美術工芸一種免許取得。38年間小中高の美術教育に携わる。主に岐阜県教育センター及び学校指導課(5年間)にて小中高の美術担当主事、小学校校長(8年間)定年退職後、岐阜県美術館教育普及担当(3年間) 中部学院大学短期大学部教授(3年間)受賞歴・全国教育美術賞グランプリ―(絵画指導における重点の考察)絵画制作は岐阜県美術館にてグループひかし展に31年間連続出品 イラスト、物語挿絵多数、中等教育資料表紙絵2回掲載最近の主な活動、三重県及び岐阜県の美術関係の講座の講師(幼・保・小・中・高・一般)

子どもの「環境とのかかわり」について、自然環境を中心に学ぶ授業を担当しています。自然観察や科学あそびなど製作や紹介などで楽しみながら保育を身に着けていきます。仲間と一緒にがんばり、保育者になる夢を実現させましょう。
私は高等学校で長年理科教育を担当してきましたが、現在は幼児教育における「環境」領域の指導を担当しています。従前から科学技術教育の重要性は叫ばれていますが、乳幼児期からの自然体験を通して好奇心や探求心を育て、自然や社会についての興味・関心を養うことが大切です。幼児教育では教師は子どもたちのモデルにならなければならないので、自身の自然体験を豊かにして、周囲の環境に興味・関心を持つよう、心掛けて授業をしています。(社会貢献活動としては、教員免許状更新講習を10年程担当してきました。)

乳児の発達や成長について理解を深め、人格形成を培う乳児期に携わる保育者の役割や援助のあり方、生活やあそびの内容について学びます。
長年、公立保育所に勤務しており、10年ほど前から保育者養成の短期大学で仕事をしています。子どもたちや保護者、保育者仲間との出会いの中で、様々な経験を積んできたことを、次世代の人に伝える思いで日々学生と向かい合っています。また、現場の幼稚園・保育所の先生の研修会や、三重県下(亀山、松阪、伊勢、度会郡・大台町)NPOファミリー・サポート・センター養成会員の研修会、亀山市家庭教育出前講座、三重県社会福祉協議会の研修会などの講師等も行い、地域にも貢献しています。今、特に「保育者の質の向上に関すること」をテーマに研究に勤しんでいます。

保育者として、表現することの楽しさを自身の体験をとおして知ることが大切です。この授業では、表現活動を展開するための知識や技術を実践的に修得していきます。
音楽大学研究科修了後、保育者養成の道へ進み、保育と子ども理解のため一時保育園に転職しました。その後、再び保育者養成の世界へ戻りました。保育と子どもの多様性や奥の深さを、自身の勉強とともに、実践的な方法で学生へ分かりやすく伝えられるように研究しています。こどもにとって遊びは生活であり、遊びの中で様々な経験をして育っていきます。保育者は、専門的知識と蓄積された経験をもとに、時にしかけを加えたり、省いたりします。私の専門は、そのようなこどものあそびや保育教材を研究することです。

楽しさ、遊び、笑顔を基調としたレクリエーションの知識や技術を学びます。アイスブレーキングやホスピタリティの効果を、実践をとおして体得します。
中部学院大学大学院人間福祉学研究科修士課程修了(社会福祉学修士)。社会福祉士。福祉レクリエーションワーカー。平成18年3月より専門学校ユマニテク医療福祉大学校 介護福祉学科 専任教員を経て、ユマニテク短期大学 幼児保育学科の講師に就任。玉城町・川越町社会福祉協議会の地域福祉推進アドバイザー、岐阜県レクリエーション協会専務理事、日本レクリエーション協会課程認定校東海北陸ブロック幹事などを勤めています。専門分野は、福祉教育論、地域福祉論、ボランティア学習論。「まちづくりは人づくり、人づくりは教育づくり、福祉づくり」をモットーに、モチベーションを高める教育技法を通して、地域の福祉改革を目指す。